■ラクトヒロックスは強力有機発酵促進剤です。
■ラクトヒロックスは有機物と一緒に使わなければ効果はありません。
■ラクトヒロックスに含まれる乳酸菌・酵母・枯草菌など10数種類の有用微生物が有機物を分解して団粒構造の形成を促進し土壌改良の手助けをします。
ラクトヒロックスのメリット
ラクトヒロックスは、有機物分解による土壌改良を手助けする資材です。
ラクトヒロックスに含まれる「乳酸菌」「酵母」などが有機物を分解することで、土が腐植し団粒構造が出来上がります。
また、保水性の向上により、病害に強い土壌になり良質な作物の収穫ができるようになります。
病害の発生を少なくし、健康な作物を育て、地力を増進して秀品を多収するためには、土壌中に有機微生物の増殖を図ることが極めて大切です。
保肥力・通水性・保水性の向上により連作障害や病害の予防、良質な作物の収穫が期待できます。
失われていく地力を補っていくのが、土壌改良の基本であると考えます。
ラクトヒロックスを使用し、土中発酵することで堆肥化して施すよりも、栄養が損なわれずに地力へと変わり、省力化にも繋がります。
こんな時にお使いください!
1.生の有機物<生畜糞・緑肥・収穫残渣(病害入りも可)など投入する時
●ガス湧きがなく2週間程度で定植可能です。
2.化成肥料の効果を和らげ肥効を緩和的にし、窒素過剰の害を避けたい時
●有機物と併用を原則とし施用すると、硫安など遅効性になります。
3.深層土壌に未熟有機物がたまり、ガス湧きがするグライ層を改善したい時
●有機物との併用で土壌団粒構造が形成され、保水・通水ともよくなります。
4.連作障害・塩類集積・センチュウ害・有害カビ類(腐敗菌)の害を改善したい時
●乳酸をはじめ有機酸の生成、腐植の生成による総合作用です。
5.「堆肥」などの切り替えし作業の手間を省きたい時
●この菌群は通性嫌気性菌で、酸素を必要とせず発酵作用を行います。
ラクトヒロックスの効果
| 1 | 生の有機物(生畜糞尿・緑肥・麦稲ワラ)の分解が早い | 乳酸菌や酵母は嫌気条件 |
|---|---|---|
| 2 | 分解の時、悪性のガスを出さない。 | でもガスを出さない |
| 3 | 有機物すべて「地力」として土壌に戻す。 | アミノ酸他として |
| 4 | 土壌深層部の未熟有機物を分解し病原を断つ | 通性嫌気性醗酵菌群 |
| 5 | 大量有機物・窒素を投入しても緩効的窒素肥効 | 菌体蛋白→アミノ酸 |
| 6 | 腐植の生成により団粒形成は早く保水・通水の改良 | 半年で実感できる |
| 7 | 乳酸生成により有機塩の合成でミネラルの吸収促進 | スポーツ飲料・リンゲル |
| 8 | 公募によるアミノ酸(22種)の生成で食味向上 | アミノ酸は光合成の代替 |
| 9 | EC低下、リン酸吸収の促進 | 腐植の生成と有機酸 |
| 10 | 連作障害は少ない | 微生物フローラの拡大 |
なぜ土壌改良が出来るのか
10aに400~1,300g施用のラクトヒロックスで土壌改良ができます。
①ラクトヒロックスは、エサとして有機物(畜産糞尿・収穫残渣・緑肥・雑草・稲麦わら・モミガラなど)と併用しなければなりません。有機物中の繊維が腐植になることが土壌改良そのものです。
②ラクトヒロックス菌群が有機物に付着すると、他の有害菌に先んじて分解を促進します。この時乳酸菌は乳酸を生成し有害菌の増殖を抑止し、ラクトヒロックス菌群は有機物をアミノ酸やビタミン、酵素や核酸など、総じて≪地力物質≫に合成するのです。
③有機物分解の最終物質は≪腐植≫ですが、ラクトヒロックスによって細かく分解された低分子の有機栄養素と、砂や粘土鉱物中のFeやAIが結合し団粒構造が形成され、その団粒構造の中に水や空気が含有されるようになり、作物が育ちやすい根圏が出来上がります。
含有微生物・容量・属名
| 乳酸菌(4属10種)→1g中 | 1010以上(製造時) |
|---|---|
| 枯草菌(1属1種)→1g中 | 109以上(製造時) |
| 酵母菌(1属2種)→1g中 | 106以上(製造時) |
| アスペルギルス属(コウジカビ菌)×1種 | ペディオコッカス属(乳酸菌)×1種 |
| バチルス属×1種 | エンテロコッカス属(乳酸菌)×2種 |
| ラクトバチルス属(乳酸菌)×6種 | サッカロミセス属(酵母菌)×2種 |
| ストレプトコッカス属(連鎖球菌)×1種 |
使用方法
水田(10gあたり400g~1.3㎏)
●「への字型稲作」を推奨
①有機物を投入する時、または荒おこし、代かき時に使用
②春田→肥料に混合して施用。元肥なし→米ぬか・土などで増量して施用(表層施用した後耕機・全面施用)
③収穫物残渣(緑色物)は窒素不要→米ぬか・土などで増量して施用
④麦わら働き込みの場合→硫安15~20㎏に混合して施用
ハウス・畑地(10gあたり400g~1.3㎏)
①播種・定種の15日前に元肥と同時施用。C/N比調整
②「わら類・緑肥15肥前/木質厩肥は30日前」で播種・定種可能
・わら・もみがら→1tに窒素4~5㎏ラクトを混合
・木質・木皮類→1tに窒素5~6㎏ラクトを混合
③生育中期頃もう1回施用すると効果的(窒素肥効が強くない場合不要)
障害土壌(10gあたり800g~1.3㎏)
①土壌病害・塩類集積など連鎖障害土壌には、生の有機物(畜糞・収穫残渣・緑肥)と共に働き込む
②センチュウ害は有機物と併用が効果的(生の有機物・ゼオライト併用も効果的)
③太陽熱消毒・除草剤・農薬を施用する場合、または石灰などを入れる場合は実施後、ガス抜き等完了を確認してラクトを施用
④生育中期頃もう1回施用すると効果的(10a/250g米ぬか等に混合して)
果樹(10gあたり800g~1.3㎏)
①6カ月に1回→表層施用、肥料と混合して施用(3~4月とお礼肥時期)
②特に耕肥は必要としない
③草生法を推奨
④樹園の草勢を観察し、有機物を施用することが大切
堆肥(10tあたり400g)
①C/Nと水分(50~60%)を調整し、ラクトを振りかけながら、1.5m積み上げる
②ムシロなどを被せ2週間程度静置する。そのまま園場へ施用しても良し、切り返し完成させても良い。

